libarchive ライブラリは、さまざまな圧縮フォーマットとの入出力を、ただ一つのインターフェースにより提供するものです。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://github.com/libarchive/libarchive/releases/download/v3.7.2/libarchive-3.7.2.tar.xz
ダウンロード MD5 sum: 4f4ef6a17c7b0b484aa2c95aa6deefac
ダウンロードサイズ: 5.0 MB
必要ディスク容量: 42 MB (テスト実施時はさらに 34 MB)
概算ビルド時間: 0.3 SBU (テスト実施時はさらに 0.7 SBU)
以下のコマンドを実行して libarchive をビルドします。
./configure --prefix=/usr --disable-static && make
ビルド結果をテストする場合は LC_ALL=C make check を実行します。
root
ユーザーとなって以下を実行します。
make install
--disable-static
:
このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。
--without-xml2
: expat と libxml2
の双方がインストールされている場合に、xar アーカイブフォーマットへのサポートとして、本来なら適切な libxml2 ではなく
expat を利用することを指定します。
--without-nettle
: OpenSSL と Nettle
の双方がインストールされている場合に、暗号化サポートとして、本来なら適切な Nettle ではなく OpenSSL
を利用することを指定します。