パッケージ構成
$XORG_PREFIX
/include/xcb,
$XORG_PREFIX
/share/doc/libxcb-1.16
libxcb パッケージは、X ウィンドウシステムプロトコルへのインターフェースを提供します。 これは Xlib インターフェースに代わるものとなります。 Xlib はトランスポート層として XCB も利用します。 これによりソフトウェアによるリクエストとレスポンスの双方を可能とします。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://xorg.freedesktop.org/archive/individual/lib/libxcb-1.16.tar.xz
ダウンロード MD5 sum: c769f93c254263077df62404661b710d
ダウンロードサイズ: 444 KB
必要ディスク容量: 27 MB (テスト込み、doxygenドキュメント生成時はさらに 62 MB)
概算ビルド時間: 0.2 SBU (テスト込み、doxygenドキュメント生成時はさらに 1.4 SBU)
libXau-1.0.11, xcb-proto-1.16.0
Doxygen-1.9.8 (API ドキュメント生成のため), libxslt-1.1.39
以下のコマンドを実行して libxcb をビルドします。
./configure $XORG_CONFIG \ --without-doxygen \ --docdir='${datadir}'/doc/libxcb-1.16 && LC_ALL=en_US.UTF-8 make
ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
If the package was built as a non-root
user, the installed documentation is now
owned by this user. As the root
user, fix the ownership:
chown -Rv root:root $XORG_PREFIX/share/doc/libxcb-1.16
LC_ALL=en_US.UTF-8
: Some Python 3 script
in the building system of this package may fail with certain system
locale settings. This environment variable forces a locale setting
known to work.
--without-doxygen
: doxygen
を用いた API ドキュメント生成をしないようにします (デフォルトは auto)。 これを指定せずに Doxygen-1.9.8 がインストールされていた場合は API
ドキュメントが生成されインストールされます。
$XORG_PREFIX
/include/xcb,
$XORG_PREFIX
/share/doc/libxcb-1.16