startup-notification-0.12

startup-notification の概要

startup-notification パッケージは startup-notification ライブラリを提供します。 アプリケーションがロードしている最中のカーソルを通じて、ユーザーへの通知手法を構築するものとして利用されます。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

startup-notification の依存パッケージ

必須

Xorg ライブラリ, xcb-util-0.4.1

startup-notification のインストール

以下のコマンドを実行して startup-notification をビルドします。

./configure --prefix=/usr --disable-static &&
make

このパッケージにテストスイートはありません。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install &&
install -v -m644 -D doc/startup-notification.txt \
    /usr/share/doc/startup-notification-0.12/startup-notification.txt

コマンド説明

--disable-static: このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libstartup-notification-1.so
インストールディレクトリ: /usr/include/startup-notification-1.0, /usr/share/doc/startup-notification-0.12

概略説明

libstartup-notification-1.so

アプリケーションがカーソルシステムとのやり取りをするための機能を提供します。 これによりカーソルのロード中に、ユーザーへのフィードバックが実現できます。