libsigsegv-2.14

libsigsegv の概要

libsigsegv is a library for handling page faults in user mode. A page fault occurs when a program tries to access to a region of memory that is currently not available. Catching and handling a page fault is a useful technique for implementing pageable virtual memory, memory-mapped access to persistent databases, generational garbage collectors, stack overflow handlers, and distributed shared memory.

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

  • ダウンロード (HTTP): https://ftp.gnu.org/gnu/libsigsegv/libsigsegv-2.14.tar.gz

  • ダウンロード MD5 sum: 63a2b35f11b2fbccc3d82f9e6c6afd58

  • ダウンロードサイズ: 456 KB

  • 必要ディスク容量: 3.6 MB (テスト込み)

  • 概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下 (テスト込み)

libsigsegv のインストール

以下のコマンドを実行して libsigsegv をビルドします。

./configure --prefix=/usr   \
            --enable-shared \
            --disable-static &&
make

ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install

コマンド説明

--enable-shared: 本スイッチは共有ライブラリがビルドされるようにします。

--disable-static: このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libsigsegv.so
インストールディレクトリ: なし

概略説明

libsigsegv.so

ユーザーモードでのページフォールトを取り扱うライブラリ。