libseccomp-2.5.5

libseccomp の概要

The libseccomp package provides an easy to use and platform independent interface to the Linux kernel's syscall filtering mechanism.

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

libseccomp の依存パッケージ

任意

Which-2.21 (テストに必要), Valgrind-3.22.0, LCOV

libseccomp のインストール

以下のコマンドを実行して libseccomp をビルドします。

./configure --prefix=/usr --disable-static &&
make

ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install

コマンド説明

--disable-static: このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: scmp_sys_resolver
インストールライブラリ: libseccomp.so
インストールディレクトリ: なし

概略説明

scmp_sys_resolver

is used to resolve system calls for applications

libseccomp.so

contains API functions for translating syscalls