8.57. Kmod-34.2

Kmod パッケージは、カーネルモジュールをロードするためのライブラリやユーティリティーを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 11 MB

8.57.1. Kmod のインストール

Kmod をコンパイルするための準備をします。

mkdir -p build
cd       build

meson setup --prefix=/usr ..    \
            --sbindir=/usr/sbin \
            --buildtype=release \
            -D manpages=false

configure オプションの意味

-D manpages=false

このオプションは、man ページ生成において外部プログラムを必要とするため、これを生成しないようにします。

パッケージをコンパイルします。

ninja

本パッケージのテストスイートでは、 生のカーネルヘッダー(以前にインストールした健全化(sanitized)されたヘッダーではないもの)が必要です。 これは LFS の範囲を超えているものです。

パッケージをインストールします。

ninja install

8.57.2. Kmod の構成

インストールプログラム: depmod (kmod へのリンク), insmod (kmod へのリンク), kmod, lsmod (kmod へのリンク), modinfo (kmod へのリンク), modprobe (kmod へのリンク), rmmod (kmod へのリンク)
インストールライブラリ: libkmod.so

概略説明

depmod

存在しているモジュール内に含まれるシンボル名に基づいて、モジュールの依存関係を記述したファイル (dependency file) を生成します。 これは modprobe が必要なモジュールを自動的にロードするために利用します。

insmod

稼動中のカーネルに対してロード可能なモジュールをインストールします。

kmod

カーネルモジュールのロード、アンロードを行います。

lsmod

その時点でロードされているモジュールを一覧表示します。

modinfo

カーネルモジュールに関連付いたオブジェクトファイルを調べて、出来る限りの情報を表示します。

modprobe

depmod によってモジュールの依存関係を記述したファイル (dependency file) が生成されます。 これを使って関連するモジュールを自動的にロードします。

rmmod

稼動中のカーネルからモジュールをアンロードします。

libkmod

このライブラリは、カーネルモジュールのロード、アンロードを行う他のプログラムが利用します。