Popt-1.19

Popt の概要

popt パッケージは popt ライブラリを提供するもので、コマンドラインオプションを処理するプログラムが利用します。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

  • ダウンロード (HTTP): http://ftp.rpm.org/popt/releases/popt-1.x/popt-1.19.tar.gz

  • ダウンロード MD5 sum: eaa2135fddb6eb03f2c87ee1823e5a78

  • ダウンロードサイズ: 584 KB

  • 必要ディスク容量: 6.9 MB (ドキュメントのインストールとテストを含む)

  • 概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下 (テスト込み)

popt の依存パッケージ

Optional

Doxygen-1.9.8 (ドキュメント生成のため)

Popt のインストール

以下のコマンドを実行して popt をビルドします。

./configure --prefix=/usr --disable-static &&
make

Doxygen-1.9.8 をインストール済であって API ドキュメントをビルドする場合は以下を実行します。

sed -i 's@\./@src/@' Doxyfile &&
doxygen

コンパイル結果をテストする場合は make check を実行します。

root ユーザーとなって以下を実行します。

make install

API ドキュメントをビルドした場合は root ユーザーになって以下を実行しドキュメントをインストールします。

install -v -m755 -d /usr/share/doc/popt-1.19 &&
install -v -m644 doxygen/html/* /usr/share/doc/popt-1.19

コマンド説明

--disable-static: このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libpopt.so
インストールディレクトリ: /usr/share/doc/popt-1.19

概略説明

libpopt.so

コマンドラインオプションを処理するために利用します。