libunistring-1.1

libunistring の概要

libunistring は、ユニコード文字列およびユニコード標準に従った C 文字列を操作するための関数を提供するライブラリです。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

  • ダウンロード (HTTP): https://ftp.gnu.org/gnu/libunistring/libunistring-1.1.tar.xz

  • ダウンロード MD5 sum: 0dfba19989ae06b8e7a49a7cd18472a1

  • ダウンロードサイズ: 2.3 MB

  • 必要ディスク容量: 51 MB (テスト実施時はさらに 53 MB)

  • 概算ビルド時間: 0.4 SBU (parallelism=4 利用; テスト実施時はさらに 1.0 SBU)

libunistring の依存パッケージ

任意

texlive-20230313 (または install-tl-unx) (ドキュメントの再ビルド時に必要)

libunistring のインストール

以下のコマンドを実行して libunistring をビルドします。

./configure --prefix=/usr    \
            --disable-static \
            --docdir=/usr/share/doc/libunistring-1.1 &&
make

ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install

コマンド説明

--disable-static: このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libunistring.so
インストールディレクトリ: /usr/include/unistring, /usr/share/doc/libunistring-1.1

概略説明

libunistring.so

ユニコード文字列 API ライブラリを提供します。