libiodbc ODBC 互換データベースに対する API を提供します。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://downloads.sourceforge.net/iodbc/libiodbc-3.52.15.tar.gz
ダウンロード MD5 sum: 89949a41e542bb1b880d7fcc4987dad2
ダウンロードサイズ: 1.0 MB
必要ディスク容量: 26 MB
概算ビルド時間: 0.2 SBU
GTK+-2.24.33 (管理ツールを生成するために必要)
以下のコマンドを実行して libiodbc をビルドします。
./configure --prefix=/usr \ --with-iodbc-inidir=/etc/iodbc \ --includedir=/usr/include/iodbc \ --disable-libodbc \ --disable-static && make
このパッケージにテストスイートはありません。
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
--with-iodbc-inidir=/etc/iodbc
:
libiodbc
は設定ファイルをこのディレクトリにインストールします。
--includedir=/usr/include/iodbc
:
インターフェースヘッダーファイルを独自のディレクトリにインストールすることを指示します。 こうするのは unixODBC がインストールするヘッダーファイルとの衝突を避けるものです。
--disable-libodbc
:
libodbc.so
に対するシンボリックリンクをインストールしないようにします。 unixODBC との衝突を避けるためです。
--disable-static
:
このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。