libexif パッケージは、EXIF データの解析、編集、保存を行うライブラリを提供します。 たいていのデジタルカメラは EXIF ファイルを生成します。 このファイルは JPEG ファイルにタグが追加されたもので、そのタグ内にイメージに関する情報が含まれます。 EXIF 標準 2.1 にて規定される EXIF タグがすべてサポートされています。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://github.com/libexif/libexif/releases/download/v0.6.24/libexif-0.6.24.tar.bz2
ダウンロード MD5 sum: 00ea6e7ff62d3fd41ea9b2139746703c
ダウンロードサイズ: 1.9 MB
必要ディスク容量: 17 MB
概算ビルド時間: 0.1 SBU
以下のコマンドを実行して libexif をビルドします。
./configure --prefix=/usr \ --disable-static \ --with-doc-dir=/usr/share/doc/libexif-0.6.24 && make
ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
上に示した依存パッケージをインストールしている場合は、ドキュメントがビルドされインストールされます。
一方、その依存パッケージをインストールしていない場合、ソースツリー内の doc
ディレクトリに圧縮された tarball があり、これを利用することができます。
その場合は圧縮された tarball を /usr/share/doc/libexif-0.6.24 に伸張 (解凍) してください。
--disable-static
:
このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。