JSON-GLib-1.8.0

JSON GLib の概要

JSON GLib パッケージは、RFC 4627 によって規定される JSON (JavaScript Object Notation) フォーマットに対してのシリアライズ、デシリアライズ機能を提供します。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

JSON-GLib の依存パッケージ

必須

GLib-2.78.3

任意 (GNOME のビルド時)

gobject-introspection-1.78.1

任意

GTK-Doc-1.33.2

JSON GLib のインストール

以下のコマンドを実行して JSON GLib をビルドします。

mkdir build &&
cd    build &&

meson setup --prefix=/usr --buildtype=release .. &&
ninja

ビルド結果をテストする場合は ninja test を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

ninja install

Command Explanations

--buildtype=release: 本パッケージの安定版リリース向けに適したビルドタイプを指定します。 デフォルトにしていると、最適化されていないバイナリを生成する場合があるためです。

-Dgtk_doc=disabled: Add this option if you have GTK-Doc-1.33.2 installed and do not wish to generate the API documentation.

パッケージ構成

インストールプログラム: json-glib-format, json-glib-validate
インストールライブラリ: libjson-glib-1.0.so
インストールディレクトリ: /usr/{include,{libexec,share{/installed-tests}/json-glib-1.0, /usr/share/gtk-doc/html/json-glib

概略説明

json-glib-format

JSON データを生成するコマンドラインインターフェース。

json-glib-validate

JSON データを検証 (validate) するコマンドラインインターフェース。

libjson-glib-1.0.so

JSON GLib API 関数を提供します。