FriBidi-1.0.13

FriBidi の概要

FriBidi パッケージは Unicode 双方向アルゴリズム (Unicode Bidirectional Algorithm; bidi) を実現するものです。 これはアラビア語やヘブライ語を用いるパッケージにおいて活用されます。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

FriBidi の依存パッケージ

任意

c2man (man ページ生成のため)

FriBidi のインストール

以下のコマンドを実行して FriBidi をビルドします。

mkdir build &&
cd    build &&

meson setup --prefix=/usr --buildtype=release .. &&
ninja

ビルド結果をテストする場合は ninja test を実行します。

root ユーザーになって以下を実行します。

ninja install

Command Explanations

--buildtype=release: 本パッケージの安定版リリース向けに適したビルドタイプを指定します。 デフォルトにしていると、最適化されていないバイナリを生成する場合があるためです。

パッケージ構成

インストールプログラム: fribidi
インストールライブラリ: libfribidi.so
インストールディレクトリ: /usr/include/fribidi

概略説明

fribidi

libfribidi ライブラリへのコマンドラインインターフェース。 論理文字 (logical string) を視覚的に出力します。

libfribidi.so

Unicode 双方向アルゴリズム (Unicode Bidirectional Algorithm) を実装するための関数を提供します。