libglade パッケージは libglade
ライブラリを提供します。 これはプログラム実行時に Glade
インターフェースファイルをロードする際に利用します。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://download.gnome.org/sources/libglade/2.6/libglade-2.6.4.tar.bz2
ダウンロード MD5 sum: d1776b40f4e166b5e9c107f1c8fe4139
ダウンロードサイズ: 348 KB
必要ディスク容量: 5 MB
概算ビルド時間: 0.1 SBU
以下のコマンドを実行して libglade をビルドします。
sed -i '/DG_DISABLE_DEPRECATED/d' glade/Makefile.in && ./configure --prefix=/usr --disable-static && make
ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。 ただしテストのうち test-convert は失敗します。
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
sed -i '/DG_DISABLE_DEPRECATED/d': libglade が利用している glib 関数の中には、glib-2.30 にて廃止 (deprecated) となっています。 この sed により G_DISABLE_DEPRECATED CFLAG を取り除きます。
--disable-static
:
このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。
--enable-gtk-doc
: GTK-Doc をインストール済で API ドキュメントを再構築する場合に指定します。