本書は以下の 14 章により構成されます。
この部では本書全体を理解するのに必要な重要情報について示します。
基本的な設定に関することやセキュリティに関する情報を示します。 また LFS ブックには示していない内容として、テキストエディター、ファイルシステム、シェルに関する情報についても説明します。
この部では本書全般に、随所にて必要となるライブラリやシステムユーティリティについて説明します。 プログラミング言語についてもここで説明します。 特に GCC に関しては、これを再ビルドすることによって、対応可能な全プログラミング言語がサポートされることについても説明します。
LFS ブックでは、単純に固定IPアドレスを用いていましたが、そうしない場合にネットワークに接続する方法をここで説明します。 ネットワークライブラリやコマンドライン実行によるネットワークツールについても説明します。
メールサーバーやそれ以外のサーバーについて説明します。 (例えば FTP、Apache などです。)
X ウィンドウシステム の基本的なビルド手順について説明します。 また X に関する汎用的なライブラリやウィンドウマネジャーについて説明します。
この章では K デスクトップ環境 またはその一部を利用したい方に向けて、その説明を行います。
GNOME は KDE とは別の選択肢となるデスクトップ環境です。
Xfce は GNOME や KDE とは別の、軽量デスクトップ環境です。
LXDE は GNOME や KDE とは別の、軽量デスクトップ環境です。
システムを扱うユーザーにとって、オフィスプログラムやグラフィカルなウェブブラウザーがたいていは必要になります。 X ウィンドウシステムの汎用的なソフトウェアも含めて、この章にて説明します。
この部では、オーディオ、ビデオ、CD書き込みツールなどにて必要となるマルチメディアライブラリやドライバーの扱いについて説明します。
この部では、文書を取り扱うアプリケーションとして Ghostscript、CUPS、DocBook、texlive について説明します。
付録の部では、本書の各部には属していない内容を示します。 主に参考情報を示すものです。 便利な情報として用語集があります。