libdbusmenu-qt-0.9.3+16.04.20160218

libdbusmenu-qt の概要

このライブラリは DBusMenu 仕様の Qt による実装です。 DBus 上にてメニュー表示を行うことを目的としています。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

libdbusmenu-qt の依存パッケージ

必須

Qt-5.15.11

libdbusmenu-qt のインストール

以下のコマンドを実行して libdbusmenu-qt をビルドします。

mkdir build &&
cd    build &&

cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr \
      -DCMAKE_BUILD_TYPE=Release  \
      -DWITH_DOC=OFF              \
      -Wno-dev .. &&
make

本パッケージには有効なテストスイートがありません。

root ユーザーになって以下を実行します。

make install

コマンド説明

-DCMAKE_BUILD_TYPE=Release: 本スイッチによりデバッグシンボルを取り除き、コンパイラーの最適化レベルを上げて処理します。

-DWITH_DOC=OFF: このオプションは、かつての Qt4 では必要であった API ドキュメントのビルドを行わないようにします。

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libdbusmenu-qt5.so
インストールディレクトリ: /usr/lib/cmake/dbusmenu-qt5 and /usr/include/dbusmenu-qt5