libgdata-0.18.1

libgdata の概要

libgdata パッケージは、GData プロトコルを利用したオンラインサービス API にアクセスするための GLib ベースのライブラリを提供します。 そのようなサービスとして特に Google のサービスがあります。 API 関数により Google サービスへアクセスし、また非同期機能をすべてサポートします。

[注記]

注記

LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。

パッケージ情報

libgdata の依存パッケージ

必須

libsoup-2.74.3, gnome-online-accounts-3.48.0, GTK+-3.24.38, JSON-GLib-1.8.0, Vala-0.56.14

推奨

任意

GTK-Doc-1.33.2 (for documentation), liboauth-1.0.3 (for OAuth v1 support), and uhttpmock-0.5.3 (テストに必要)

libgdata のインストール

以下のコマンドを実行して libgdata をビルドします。

mkdir build &&
cd    build &&

meson setup --prefix=/usr              \
            --buildtype=release        \
            -Dgtk_doc=false            \
            -Dalways_build_tests=false \
            ..                         &&
ninja

If you wish to run the test suite, make sure uhttpmock-0.5.3 is installed and remove -Dalways_build_tests=false in the meson command line. ビルド結果をテストする場合は ninja test を実行します。 テストの際にはネットワークアクセスが必要です。

root ユーザーになって以下を実行します。

ninja install

コマンド説明

--buildtype=release: 本パッケージの安定版リリース向けに適したビルドタイプを指定します。 デフォルトにしていると、最適化されていないバイナリを生成する場合があるためです。

-Dgtk_doc=false: Remove this if you have GTK-Doc-1.33.2 installed and want to rebuild the documentation with it.

-Doauth1=enabled: Use this option if you wish to build in support for OAuth v1. Note that you must have liboauth-1.0.3 installed in order to enable this option.

パッケージ構成

インストールプログラム: なし
インストールライブラリ: libgdata.so
インストールディレクトリ: /usr/include/libgdata, /usr/share/gtk-doc/html/gdata

概略説明

libgdata.so

libgdata API 関数を提供します。