libgdata パッケージは、GData プロトコルを利用したオンラインサービス API にアクセスするための GLib ベースのライブラリを提供します。 そのようなサービスとして特に Google のサービスがあります。 API 関数により Google サービスへアクセスし、また非同期機能をすべてサポートします。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://download.gnome.org/sources/libgdata/0.18/libgdata-0.18.1.tar.xz
ダウンロード MD5 sum: 92b058d1a0af5d1b96c86c21820f1eff
ダウンロードサイズ: 832 KB
必要ディスク容量: 54 MB (with tests)
概算ビルド時間: 0.5 SBU (with tests)
libsoup-2.74.3, gnome-online-accounts-3.48.0, GTK+-3.24.38, JSON-GLib-1.8.0, Vala-0.56.14
Gcr-3.41.1, gobject-introspection-1.78.1
GTK-Doc-1.33.2 (for documentation), liboauth-1.0.3 (for OAuth v1 support), and uhttpmock-0.5.3 (テストに必要)
以下のコマンドを実行して libgdata をビルドします。
mkdir build && cd build && meson setup --prefix=/usr \ --buildtype=release \ -Dgtk_doc=false \ -Dalways_build_tests=false \ .. && ninja
If you wish to run the test suite, make sure uhttpmock-0.5.3 is installed and remove
-Dalways_build_tests=false
in the meson command
line. ビルド結果をテストする場合は ninja
test を実行します。 テストの際にはネットワークアクセスが必要です。
root
ユーザーになって以下を実行します。
ninja install
--buildtype=release
:
本パッケージの安定版リリース向けに適したビルドタイプを指定します。
デフォルトにしていると、最適化されていないバイナリを生成する場合があるためです。
-Dgtk_doc=false
: Remove
this if you have GTK-Doc-1.33.2 installed and want to
rebuild the documentation with it.
-Doauth1=enabled
: Use this option if
you wish to build in support for OAuth v1. Note that you must have
liboauth-1.0.3 installed in order to enable
this option.