NSPR のインストール
以下のコマンドを実行して NSPR をビルドします。
cd nspr &&
sed -ri '/^RELEASE/s/^/#/' pr/src/misc/Makefile.in &&
sed -i 's#$(LIBRARY) ##' config/rules.mk &&
./configure --prefix=/usr \
--with-mozilla \
--with-pthreads \
$([ $(uname -m) = x86_64 ] && echo --enable-64bit) &&
make
The test suite is designed for testing changes to nss or nspr and
is not particularly useful for checking a released version (e.g. it
needs to be run on a non-optimized build with both nss and nspr
directories existing alongside each other). For further details,
see the Editor Notes for nss at https://wiki.linuxfromscratch.org/blfs/wiki/nss
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
コマンド説明
sed -ri '/^RELEASE/s/^/#/'
pr/src/misc/Makefile.in: これは不要なスクリプト 2
つをインストールしないようにします。
sed -i 's#$(LIBRARY) ##'
config/rules.mk: これはスタティックライブラリをインストールしないようにします。
--with-mozilla
: このパラメーターは
Mozilla サポート機能を追加します。 (Mozilla 関連ソフトウェアをビルドし、ライブラリをリンクしたい場合に必要です。)
--with-pthreads
:
システムにインストールされている pthreads ライブラリを利用することを指定します。
--enable-64bit
: この
--enable-64bit パラメーターは、x86_64 システム上にて configure コマンドを実行した際に pthread
サポートが無効であることを示す警告が発生するのを防ぐものです。 32 ビットシステムではこの指定は意味がないため [ $(uname
-m) = x86_64 ] という確認を行っています。