libgsf パッケージは、構造化されたファイルフォーマット (structured file formats) に対する抽象層 (abstraction layer) での入出力を拡張するライブラリを提供します。
LFS や依存パッケージが本ブックに示す最新安定バージョンでなかった場合には、BLFS 開発版においては、パッケージのビルドや処理実行が適切に行われないことがあります。
ダウンロード (HTTP): https://download.gnome.org/sources/libgsf/1.14/libgsf-1.14.51.tar.xz
ダウンロード MD5 sum: 55301f17247932325c6ff572e1d70f35
ダウンロードサイズ: 692 KB
必要ディスク容量: 16 MB (テスト込み)
概算ビルド時間: 0.3 SBU (テスト込み)
gdk-pixbuf-2.42.10 (gsf-office-thumbnailer のビルドに必要)
Fix building libgsf against libxml-2.12.x:
sed -e '/tree\.h/i #include <libxml/parser.h>' \ -i gsf/gsf-libxml.h
以下のコマンドを実行して libgsf をビルドします。
./configure --prefix=/usr --disable-static && make
ビルド結果をテストする場合は make check を実行します。 2 つのテスト t1004-zip-zip64.pl と t1005-zip-nonseekable.pl は失敗します。
root
ユーザーになって以下を実行します。
make install
--disable-static
:
このスイッチはスタティックライブラリをインストールしないようにします。
--enable-gtk-doc
: GTK-Doc をインストール済で API ドキュメントを再構築する場合に指定します。