8.25.2. Acl の構成
              インストールプログラム: chacl, getfacl, setacl
            
            
              インストールライブラリ: libacl.so
            
            
              インストールディレクトリ: /usr/include/acl, /usr/share/doc/acl-2.3.2
            
          Acl パッケージは、アクセスコントロールリスト (Access Control Lists) を管理するユーティリティーを提供します。 これはファイルやディレクトリに対して、きめ細かく詳細にアクセス権限を設定するものとして利用されます。
Acl をコンパイルするための準備をします。
./configure --prefix=/usr         \
            --disable-static      \
            --docdir=/usr/share/doc/acl-2.3.2
        パッケージをコンパイルします。
make
Acl のテストはアクセス制御がサポートされたファイルシステム上にて実施する必要があります。 ビルド結果をテストする場合は以下を実行します。
make check
          test/cp.test というテストが1つだけ失敗します。 これは
          Coreutils が Acl サポートつきでまだビルドできていないためです。
        
パッケージをインストールします。
make install