本パッケージの詳細は 「Perl の構成」を参照してください。
Perl パッケージは Perl 言語 (Practical Extraction and Report Language) を提供します。
Perl をコンパイルするための準備をします。
sh Configure -des                                         \
             -D prefix=/usr                               \
             -D vendorprefix=/usr                         \
             -D useshrplib                                \
             -D privlib=/usr/lib/perl5/5.40/core_perl     \
             -D archlib=/usr/lib/perl5/5.40/core_perl     \
             -D sitelib=/usr/lib/perl5/5.40/site_perl     \
             -D sitearch=/usr/lib/perl5/5.40/site_perl    \
             -D vendorlib=/usr/lib/perl5/5.40/vendor_perl \
             -D vendorarch=/usr/lib/perl5/5.40/vendor_perl
        configure オプションの意味
-des
            これは三つのオプションを組み合わせたものです。 -d はあらゆる項目に対してデフォルト設定を用います。 -e はタスクをすべて実施します。 -s は不要な出力は行わないようにします。
-D
              vendorprefix=/usr
            これは perl に対して、Perl モジュールをどこにインストールするのかを指示するものです。
-D
              useshrplib
            
                Perl モジュールの中には libperl
                をスタティックライブラリではなく共有ライブラリとして必要とするものがあるため、これをビルドします。
              
-D privlib,-D
              archlib,-D sitelib,...
            この設定は、Perl がインストール済のモジュールを探す場所を指定します。 LFS 編集者はディレクトリ構造として Perl の MAJOR.MINOR バージョン (5.40) の形に基づいて、インストールモジュールを配置することにしています。 このようにしておくと、新たなパッチレベル (5.40.1 のようなフルバージョンにおいて最後のドット以降のバージョン部分) によるアップグレードの際に、モジュールを再インストールする必要がなくなるためです。
パッケージをコンパイルします。
make
パッケージをインストールします。
make install
本パッケージの詳細は 「Perl の構成」を参照してください。