8.9. Lz4-1.10.0

Lz4 は可逆圧縮アルゴリズムであり、1 コアあたり 500 MB/秒を超える圧縮速度を誇ります。 非常に高速なデコーダーも備えており、コアあたりの GB/秒 速度がさまざまにあります。 Lz4 は Zstandard (zstd) と連携して、双方のアルゴリズムを用いて、より早く圧縮することができます。

概算ビルド時間: 0.1 SBU
必要ディスク容量: 4.2 MB

8.9.1. Lz4 のインストール

パッケージをコンパイルします。

make BUILD_STATIC=no PREFIX=/usr

ビルド結果をテストする場合は以下を実行します。

make -j1 check

パッケージをインストールします。

make BUILD_STATIC=no PREFIX=/usr install

8.9.2. Lz4 の構成

インストールプログラム: lz4, lz4c (lz4 へのリンク), lz4cat (lz4 へのリンク), unlz4 (lz4 へのリンク)
インストールライブラリ: liblz4.so

概略説明

lz4

LZ4 フォーマットを使ってファイルの圧縮、伸長を行います。

lz4c

LZ4 フォーマットを使ってファイルの圧縮を行います。

lz4cat

LZ4 フォーマットにより圧縮されたファイルの内容一覧を表示します。

unlz4

LZ4 フォーマットを使ってファイルの伸長を行います。

liblz4

LZ4 アルゴリズムを利用した可逆データ圧縮を実装するライブラリを提供します。