本パッケージの詳細は 「Bash の構成」を参照してください。
Bash は Bourne-Again Shell を提供します。
Bash をコンパイルするための準備をします。
./configure --prefix=/usr \ --build=$(sh support/config.guess) \ --host=$LFS_TGT \ --without-bash-malloc \ bash_cv_strtold_broken=no
configure オプションの意味
--without-bash-malloc
このオプションは Bash のメモリ割り当て関数 (malloc
) を利用しないことを指示します。
この関数はセグメンテーションフォールトが発生する可能性があるものとして知られています。
このオプションをオフにすることで、Bash は Glibc が提供する malloc
関数を用いるものとなり、そちらの方が安定しています。
パッケージをコンパイルします。
make
パッケージをインストールします。
make DESTDIR=$LFS install
他のプログラム類がシェルとして sh を用いるものがあるためリンクを作ります。
ln -sv bash $LFS/bin/sh
本パッケージの詳細は 「Bash の構成」を参照してください。