8.31. Psmisc-23.6

Psmisc パッケージは稼動中プロセスの情報表示を行うプログラムを提供します。

概算ビルド時間: 0.1 SBU 以下
必要ディスク容量: 6.6 MB

8.31.1. Psmisc のインストール

Psmisc をコンパイルするための準備をします。

./configure --prefix=/usr

パッケージをコンパイルします。

make

テストスイートを実行する場合は以下を実行します。

make check

パッケージをインストールします。

make install

8.31.2. Psmisc の構成

インストールプログラム: fuser, killall, peekfd, prtstat, pslog, pstree, pstree.x11 (pstree へのリンク)

概略説明

fuser

指定されたファイルまたはファイルシステムを利用しているプロセスのプロセス ID (PID) を表示します。

killall

プロセス名を用いてそのプロセスを終了 (kill) させます。 指定されたコマンドを起動しているすべてのプロセスに対してシグナルが送信されます。

peekfd

PID を指定することによって、稼動中のそのプロセスのファイルディスクリプターを調べます。

prtstat

プロセスに関する情報を表示します。

pslog

プロセスに対する現状のログパスを表示します。

pstree

稼働中のプロセスをツリー形式で表示します。

pstree.x11

pstree と同じです。 ただし終了時には確認画面が表示されます。