本パッケージの詳細は 「Coreutils の構成」を参照してください。
Coreutils パッケージは、あらゆるオペレーティングシステムが必要とする基本的なユーティリティプログラムを提供します。
Coreutils をコンパイルするための準備をします。
./configure --prefix=/usr \ --host=$LFS_TGT \ --build=$(build-aux/config.guess) \ --enable-install-program=hostname \ --enable-no-install-program=kill,uptime
configure オプションの意味
--enable-install-program=hostname
このオプションは hostname プログラムを生成しインストールすることを指示します。 このプログラムはデフォルトでは生成されません。 そしてこれは Perl のテストスイートを実行するのに必要となります。
パッケージをコンパイルします。
make
パッケージをインストールします。
make DESTDIR=$LFS install
プログラムを、最終的に期待されるディレクトリに移動させます。 この一時的環境にとっては必要なことではありませんが、これを実施するのは、実行モジュールの場所をハードコーディングしているプログラムがあるからです。
mv -v $LFS/usr/bin/chroot $LFS/usr/sbin mkdir -pv $LFS/usr/share/man/man8 mv -v $LFS/usr/share/man/man1/chroot.1 $LFS/usr/share/man/man8/chroot.8 sed -i 's/"1"/"8"/' $LFS/usr/share/man/man8/chroot.8
本パッケージの詳細は 「Coreutils の構成」を参照してください。